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【アストロノーツ】絶対女帝都市~叛逆の男・カムイ~

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絶対女帝都市~叛逆の男・カムイ~
http://www.astronauts.co.jp/sirius/zettaijyotei/index.html


無軌道すぎるでしょ!😅


結果的にとてつもなく魔訶不識で着地点不明なゲームが出来上がったとしか言いようがない『絶対女帝都市~叛逆の男・カムイ~』。

80年代末期のサイバーパンクな世界観は何処か懐かしさを感じさせてくれます。
コブラとかシティーハンターとかを彷彿とさせるハードボイルドな世界観で、厨二スタイリッシュ路線とはまたちょっと違う80年代後半くらいの作品が共通して持っていたような価値観がベースにあります。

普段はスケベだが、やるときはやる格好良い主人公像みたいな。
主人公の風貌は館モノでNTRしてくるライバルキャラにしか見えないw

しかし、「軍服美少女陥落アドベンチャー」となっているジャンルから考えても、コンセプトとしては女性が支配的な絶対者として君臨している世界で、男性がヒロインを屈服させて逆転していく物語かと思うじゃないですか。

しかし!

実際はほぼ全員がチョロイン。
まさかおめぇベランジュール様までチョロインだとは......。

これほどまでに女性上位の世界観で構築されているからには、ヒロイン達は男性に対して憎悪を抱いているくらいの感情的な確執があるのかと思いきや、最初のヒロインであるヘレナちゃん以降のヒロイン達はというと......。

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唯一コンセプト通りのヒロインだったのはヘレナちゃんくらいで、後はもう差別化の為なのか、後半になるにつれてヒロイン像が当初作品に持っていたイメージと合致しなくなっていくというか、あまり敵対しておらず何故こんな世界になってしまっているのかよく分からなくなる物分かりの良いヒロイン達。

それで本当にナイトメアレーベンなのか!?

なのでイマイチこうヒロイン達を屈服させたいと思えない性格の良いヒロイン達。

折角、拘束したからには調教していくのかと思いきや、基本的に主人公はサディスティックというわけでもないので、堕として自分のモノにしようとかいう考えはありません。凝り固まった相手の考え方を解きほぐす為にエッチな事をしていきます。

堕ちるというより絶対的な女性上位という価値観からの解放という感じ。


テーマは「解放」と「自由」


現在のSJWやフェミ思想が蔓延する社会に対してのアンチテーゼという他ないんじゃないでしょうか。自分が絶対に正しく、他者を排除すべき事を当然だと信じて止まない思想テロリスト。Twitterとかに沢山いるでしょ。ああいう人達の望む世界こそがクイーンの統治によるサンクタムですよ(笑)

むしろそういうロクでもない現代の思想犯より遥かに物分かり良くまともなヒロイン達なので、基本的には凌辱ではなく純愛シーンがメインとなっており、見た目や設定、パッケージなどから想起されるイメージとは正反対の内容となっています。


ヘレナちゃん以降のヒロインはそもそも別に男性を嫌っているわけでもないので肩透かしになっていくばかり。特にエンジュちゃんとジンリーちゃんに至っては色々と大問題だよ!

まだギリギリセーフなジンリーちゃんに対してエンジュちゃんは本当にテキトウな扱いで、主人公達のアジトに偵察に来たら警戒が手薄だっのでとりあえず暗殺しに来たけど失敗。敗北して処女喪失となるものの、いきなり発情して自分から求めだす始末。

何処か屈服やねん!

再開したら再開したで、再戦となるのですが、こちらを恨んでいるようにも思えず早々に敗北して堕ちます。というか最初から堕ちていたとしか思えないクソ雑魚メンタルなのですが、強敵を倒して犯すという手応えゼロ。それでいてベランジュール様の懐刀であり右腕であるという設定も疑問ですし、シーン数が2回しかないという投げやりヒロインです。

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ロックマン3のワイリーステージか!

というツッコミを思わず入れてしまったのですが、本作は非常に奇怪です。
迷走しているわけではないのですが、走り始めたら中盤でどうにも行き先が分からなくなり、後半に掛けてドリフトを決めながら走り去ってしまったかのような困惑っぷり。

当初の予想通り、本作ではクイーンとの対決は描かれないまま終了。


俺達の戦いはこれからだ!


ENDを迎えるのですが、最後の人誰!?
都市国家群「サンクタム」の中でも、今回舞台になっている「アストライア」は辺境の都市であり、中核を占める都市が幾つも残っている現状、それらを開放しながら核心たる「クイーン」に近づいていくのでしょうか?

でもなんかそういう風に続編が作られるような雰囲気もなさそうですが、シリーズとして続くなら分かるんですけど、これで終わってしまうと主人公の目的に対しての進捗状況が20%くらいしかないので消化不良です。


そもそも本作はジェネリック『カオスドミナス』だと思う。
まず基本構造が前作の『カオスドミナス』とソックリです。

『カオスドミナス』はRPGだったので全く違うじゃないか!
と、思いますが根底は共通しているような気がします。

まずコンセプト通りなヒロインが最初の1人だけという点。
『カオスドミナス』も、“5人の残虐な魔女が支配する島”みたいな設定でしたが、本当に残虐で人々を苦しめていたのは最初に登場する魔女のヴェロニカさんのみ。

残り4人の魔女に関しては主人公の仲間として一緒に冒険するヒロイン達であり、残虐非道な部分は全てヴェロニカさんが背負っているという生贄ヒロインです。

更にゲーム部分に関しても『カオスドミナス』は、ゲーム風ゲーム、RPG風RPGなのでは? と思っていましたが、本作もシミュレーション風シミュレーションです。

これはADVではないので、一見ゲームを遊んでいるように思うけど、実はゲームとしては簡略化されているというもので、個人的にはむしろクリア時間の短縮に繋がるので好意的な評価をしているのですが、本作のシミュレーションパートはゲーム的な攻略要素は一切ありません。

例えば、【拠点の数が10】、【行動回数が5】だったら、何処の拠点を攻めようか試行錯誤する攻略の余地が生まれます。5回の行動で、10個ある何処の拠点を落とそうかというゲーム要素が生じます。

しかし、本作では、【拠点の数が10】、【行動回数が11】みたいになっており、何の支障もありません(笑)

順番に全部選べば良いのだ!

しかし何故かステージ4に関しては急に難しくなっており、ちょっと考えないとすぐにGAME OVERになる急な難易度上昇。そうかと思うとステージ5は拠点が3つしかなく、この辺でもうゲーム性の放棄が始まっているのですが、以降のステージは相変わらずなので、このステージ4だけが仕様が違っており不自然に浮いているのも謎でした。

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ナイトメアレーベンの風下にも置けないブリュンヒルドちゃん。
そうそうに主人公に懐く。

もっと敵対してくれよ!

しかし意外と付き合ってみると良いヒロインで、女性だけの世界では決して身に付けられなかった感情、他者への共感性といった人間らしいパーソナルを獲得していきます。

本作では、こういった人類は決して女性だけで成り立つわけでも、男性だけで成り立つわけでもない。男女共に必要で、平等だからこそ世界に意味があるというような事がテーマとして、それぞれのヒロインルートの中核を占めることになります。


さて、終盤になると尚更不思議な展開連発なのですが、急に懇願を始め、女帝としての格が落ちまくりかと思いきやまさかのベランジュール様の大どんでん返しや、北斗の拳ばりの無法地帯化した世界でミュータントになってしまった第3勢力スローターのボスが〇〇だったり、ベランジュール様の転落後、終わりそうで終わらないまま「もうちょっとだけ続くんじゃ」的に進んでいく物語など、なんというか妙にスッキリしない終わりを迎えるのでツッコミどころ満載です。


一方で、ベランジュール様の正体が〇〇だったりといった世界観は、最終痴〇電車3にソックリ。

あれも女性上位、男性は劣等種という優性思想の価値観が支配的な組織が登場していましたが、実はゲームでは描かれない部分としてレイヴンのボスであるカノン様の正体が〇〇だったというような本作に通じる設定があります。

それが何処で分かるかというと、エロゲー雑誌テックジャイアンの漫画レーベル「TECHGIAN STYLE」から発売された『GOD FINGER 迅』というコミカライズの中で描かれているのですが、コミック内ではカノン様が〇〇として描かれている他、ゲームには登場しないNTRしてくるライバルキャラなども登場するなど、世界観が本作と似通っています。

なので、『絶対女帝都市~叛逆の男・カムイ~』は『最終痴〇電車3』の精神的続編というか、その頃からこういった世界観が構想としてあったのかなという邪推。

因みにこの「TECHGIAN STYLE」、18禁のエロゲーをコミカライズしたら一般向けとして発売して良いというような非常に問題のあるレーベルで、即終了するという顛末を迎えました。なので、『GOD FINGER 迅』を読んでいる人は少ないと思うW


余談ですが、『カオスドミナス』ではヴェロニカさん、本作ではベランジュール様、『デモニオン』ではヴァネッサさん、電車3では新明カノン様と、何かと一番酷い目に遭うヒロインの声優さんがいつも「もものぞ薫」さんなのはメーカー的な拘りなのか!?

強いヒロインを演じながらも最終的には屈服する名演技が最高です!
新作でCV発表前にヒロインの造形を見れば、どのヒロインの声を担当するのか予想が付くくらい鉄板の配役ですよね(笑)


面白いのは面白いのですが、いつもシナリオ的には綺麗にまとまっている印象のあるアストロノーツ シリウスさんにしては珍しく先の読めない終わりの読めない無軌道な勢いがあり、意外性が強いタイトルになっています。

ヒロインを屈服させるという要素は薄いのですが、何故か妙に痴態の配信に拘っており、何かと処女喪失のシーンを街中に動画配信されてしまうヒロイン達。あの世界にYoutubeがあるのかどうかは知りませんが、投げ銭が凄いことになっていそう。

カムイの戦いがこれからも続くのか続かないのか分かりませんが、依然として世界はクイーンの支配下のままなので、シリーズ化して続編という形で続いていくのでしょうか。もう少し主人公と敵対していてくれると嬉しい!

あと、最後にもう1回言うけど、最後の人誰!?


【星】
★★★★★★★★★☆
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