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【Waffle】いかにして俺の妻は孕んだか……

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いかにして俺の妻は孕んだか……
http://www.waffle1999.com/game/86ninkatsu/


お前は誰なんだよ!


名古屋の某ドラ〇ンズという球団では、「お前」という表現が不適切という監督による言葉狩りに遭い、応援団による選手の応援歌が規制されるという意味不明の事態になっていますが、この不適切なブログでは使っていこうと思います。


だからお前は誰なんだよ!


Waffleさんで『いかにして俺の妻は孕んだか……』。
登場人物全員がちょっとアレという恐るべき妊活ゲー。


メインヒロインの「莉奈」を中心にストーリーが展開されていくのですが、「莉奈」目線で語られるということは、このとき夫である「淳也」は、プレイヤーに取っては「莉奈」の目線で夫と表現されている人物ということになります。

それがどういうことかと言うと、夫つまり「淳也」=「プレイヤー」ではないという事です。

プレイヤーに取っては、「淳也」という人物は、「莉奈」が夫と言っている人物であり、いわば言ってしまえば物語の登場人物であるサブキャラクターでしかないということになります。


ではそうなると、これが寝取られになるのか?
という疑問が出きます。


夫=プレイヤーであるからこそ寝取られが成立するわけじゃないですか。
プレイヤーが夫の視点で妻が寝取られているのを見るから、そこに寝取られという属性が付与されるのであって、「莉奈」視点で、他の男性陣に犯されていくというストーリーは、寝取られには感じられません。


そもそも本作のコンセプトは、「莉奈」による「妊活」であり「寝取られ」ではないので、寝取られ作品として見ること自体が間違っています。

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学生達に輪姦され孕まされるのも全部「妊活」という豪快な解釈。
本当にそれを妊活と言って良いのか!?


しかし、本作の問題は、ラスト付近に選択肢が2回登場するのですが、1回目は「莉奈」視点。
2回目の選択肢のみ、夫の「淳也」視点で選ぶ事になります。

しかしこのとき、そのタイミングだけ急に夫の「淳也」がプレイヤーであるかのような選択肢が出てきても、戸惑うばかりでプレイヤーに取っては困惑する選択肢です。いきなりバトンを渡されたようなもので、こんなときだけ渡されても......。

自分が本当に「淳也」として、このゲームのプレイヤーとして動くのであれば、こんな状況になるまで放ってはおかないでしょう。

その選択肢というのも、全ての状況が明らかになり、「莉奈」が自殺未遂を図ったことで、罠に嵌めた果歩に対して、その復讐をするかどうかという決定的な選択。

それまでは一切「淳也」としての選択肢がないので、「淳也」はプレイヤーの意向とは異なった行動をとり続けます。

「果歩」というしょうもないクソ女の罠に嵌りアヘアヘ言ってるだけの「淳也」は、プレイヤーに取っては自分ではないので、簡単に騙されて色欲に溺れるサブキャラクターの一人にしか見えていません。

つまり、決定的な出来事が起こってしまう最後の選択肢より前の段階で、本来あるべき「果歩」に「付いていく or 付いていかない」といった、夫である「淳也」が主体となりプレイヤーの分身として物語の方向を決定する選択肢がないと、プレイヤーが「淳也」目線となることが出来ません。

急に最後だけ、プレイヤーが「淳也」になり、「復讐してやる!」 or 「いや、そんな事は「莉奈」は望んでいない」なんて選択肢を出されても、復讐してやりたい程憎むなら、その前段階で何か行動させてくれよっていう。


「淳也」お前は誰なんだよ!


そもそも勝手に「莉奈」の気持ちを忖度して、復讐なんて望んでないと決めつけるのは横暴です。
あれだけ酷いことをされて、全てを壊された以上、殺してやりたい程憎んでいるに決まってるじゃないですか。

その気持ちを勝手に解釈して望んでいない事にするとか、そりゃあこれだけ愚かだったらクソ女に引っ掛かるわというさもありなんな「淳也」さん。あまりにも自分に都合の良い思考。

頭ハッピーセットかよ!

よく探偵漫画で、復讐を敢行した犯人に対して、探偵が「〇〇さん(故人)が、そんな事を望んでいると思ってるのかよ!」とかいう青臭い説教をかましますが、それを何も知らない探偵のお前が決めるなよっていう。

そんなことは犯人が復讐相手を許せるかどうかの話であって、死者の気持ちを勝手に都合良く代弁する探偵の傲慢さがこれでもかと表れています。


最後の選択肢において、プレイヤーが「淳也」であるなら、本来は「復讐してやる!」 or 「ぶっ殺してやる!」という2択でも全くおかしくないのですが、思わずお前が勝手に許すなよ! というツッコミを入れてしまいました。

それでいて「果歩」が改心する誰も得しないEDも存在し、今更コイツが謝ったところで、もうそれでは済まない状況になっているわけで、悪人は悪人のまま死んで詫びるしかない。

そしてそのプレイヤーではない「淳也」と、「莉奈」、そして「真知子」、「果歩」のハーレムENDもあるのですが、重ねて言いますが、プレイヤーは「淳也」ではないので、それがハーレムなのか何なのか良く分からない事態に陥ります。

なんか「果歩」という悪人に騙された被害者の会の皆さんが集まって仲良くやっているみたいというのが、プレイヤーから見える光景であって、あくまでも自分がプレイヤーとして主体になっている上でのハーレムなら幸せ感もありますが、そうじゃないんだよね。

なんか勝手に解決したような雰囲気を醸し出し、妊娠して良かった良かった風に〆てるけど、こっちは全く納得してないんだが......。

「果歩」に対する復讐もいま一つキレがないというか、悪行に対して到底補いきれるものではないというバランスなので、気分的に全然スッキリしないのがなぁ......。

Waffleさんの他作品で言うなら、「復讐してやる!」という選択肢を選らんだのであれば、そこから『善悪』のような徹底した復讐をやってくれないと、「莉奈」ちゃんが報われなさすぎる......。

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最初から狂っている果歩さん。
ロクでもない悪女で、情状酌量の余地なし!

ルートによっては中途半端に最後だけ改心するのが余計に腹が立つ!

一番アレなのは頭が弱すぎる「真知子」先生だと思いますが、勝手に自暴自棄になった挙句、アッサリ甘言に乗り取り返しの付かない事をやってしまうので、この人がもう少しまともなら、こんな酷い事にはならなかったのではないでしょうか......。


ゲーム的な事を言うと、エッチシーンは「莉奈」に偏っていますが、数も多くシチュエーションも豊富なので楽しめるんじゃないでしょうか。「妊活」がコンセプトなだけに中出しがデフォです。

細かなCG差分により、精液がドロリと流れ落ちる描写を再現していたりと、Waffleさんの丁寧な拘りが随所に光る職人技的な仕上がりが見事。ここまでドロっているのは殆ど見かけないだけにエロい!

嫉妬や羨望、妬み嫉みといった、こういう人間の心理にフィーチャーした作品は、生々しい欲望に塗れていて良いですね!

筆柿そふとさんの『催眠術』シリーズってあるじゃないですか。
黒虹時代には2まで発売され、筆柿そふとさんになってから3と4が発売されました。

あの作品って、昔は村越さんとかがとにかくドロドロとした欲望に塗れていて、エロに対する偏執的な執着や拘りが見られたんですけど、4とかになってくると、性欲が枯れていてやたらと淡白でアッサリしてるんですよね(笑)

結構そういう自分のメンタリティっていうものが作品には反映されるよね。

濃厚なエロスを感じる作品というのは、それだけで素晴らしい!


【星】
★★★★★★★★☆☆
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