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【アストロノーツ】カオスドミナス

kaosudominasu.jpg

カオスドミナス
http://www.astronauts.co.jp/sirius/chaosdominas/


これは斬新かもしれない!


dominsdu01.jpg

これがラスボス攻略時点の愉快なパーティーだ!
ロレッタのデバフが通るか通らないかの戦いだった......。

因みに実は1人、仲間が足りません。
隠しキャラクターなのですが、ずっと1枠空いているので気になっていたもののクリアしてから発見しました(笑)


プレイ時間はだいたい20時間くらいでクリアでしたね。
一般的にRPGのクリア時間としてはかなり早いと思う。
それには大きな理由が......。


アストロノーツ・シリウスさんが手掛ける『カオスドミナス』。
前作の『ギルドマスター』が散々な出来だっただけに、今作は大丈夫なのか不安視されていましたが、事前にテスター募集を行うなどデバックをしていたので、バグらしいバグはなく順調に遊べる作品となっています。

しかし何故バグがないかと言うと、そこにはある秘密が。


公式によると本作のジャンルは「ファンタジーRPG」となっています。
が、管理人が考える本作のジャンルは、

PRG風ステージクリア型ADV

だと思う(笑)


まず主人公達が冒険するMAPは、ダンジョンともフィールドとも言えない一本道の獣道です。
しかも恐ろしく狭いので、移動速度を2倍速にしているとゴールまで1分で着きます。

MAPが室内でも道幅が広くなるだけで狭さは同じなのですが、何より最初からMAPの地図が全表示されており、敵の位置、宝箱の位置などが表示されている為、踏破していく必要はありません。

MAPに謎解きやギミックも特になく、しいて言えば宝箱の前に稀にトラップがあるくらいですが、引っ掛かってもダメージは微小なので気になりません。

ラストダンジョンだけこれまでの5倍くらいにMAPが拡大されていて急に大きくなります。といっても迷うことも途中で全滅することもありませんし、そもそもMAPからすぐに帰還することが出来ます。

だいたい1MAPの道中に5つ程のシンボルエンカウントが設置されていますが、本作はとにかくゲームバランスが著しく緩和されており、ユーザーフレンドリーと思わせつつ実はゲーム風ゲームになっています。


最たる特徴としてはレベルアップの容易さです。
このゲーム、滅茶苦茶レベルアップします。

具体的に言えば序盤は2~3戦すればレベルアップします。
終盤になっても3~5戦もすれば確実にレベルアップします。


レベルアップがとにかく早いので、一番最初の魔女であるヴェロニカに挑んだとき、強くなりすぎてて逆に困惑しました。

防御力を上げるバフを掛けると、相手のダメージが9とか一桁になってしまい申し訳ない気持ちになります(笑)
あまりにアッサリと倒してしまったので、「本当の力を見せてやる」とか連戦になるのかと思ったのですが、そんなことはなかった。

流行の異世界転生無双みたいな強さですね(笑)

因みにヴェロニカ以外の魔女は全員仲間になる上にヴェロニカだけ酷い目に遭うという。

人間を恨むのもしょうがないね!


それはそれとして。
2人目の魔女であるミラベルに辿り着くころには既に40レベル近くになっていたのですが、明らかに主人公のギルベルト側が強くなりすぎるバランス調整になっています。

初代ドラゴンクエストでは、堀井雄二さんが「プレイヤーに長く遊んでもらいたい」という考えから、レベルが上がっていく毎に必要な経験値が増大していく仕様になっています。その為、非常にレベル上げに時間が掛かるようになっており、その救済策、緩和策として導入されているのが「メタルスライム」。

このレベルアップに必要な経験値が上昇していくという仕様は、殆どのゲームに引き継がれており、この経験値上昇カーブをどう設定するかでゲームバランスが決まるといっても過言ではないゲームの核となる要素です。

本作ではその経験値上昇カーブがとにかく緩い。
これほどまでにレベルアップし易いゲームは初めてかもしれません。

そしてそれが「ある問題」を生み出すことに。


5000Gの防具を買うとします。

その防具がショップに登場した時点で挑むことが出来るフリーマップに登場する敵を倒すと約80~100G貰えます。

簡単にする為、仮に100G貰えるとしましょう。
5000Gの防具を買うのに必要な敵との交戦数は50回です。

そこで問題になってくるのが、本作のレベルアップが容易であるという仕様です。
考えてみてください。

3戦で1レベル上がるのに、50回も交戦したら単純計算で16.6レベル上がります。


そう、防具を買える頃には、

防具が必要ないくらい強くなっているのです!


16レベルも上がったらステータス上昇分だけで十分に無双出来るので防具を交換する必要性がありません。その防具というのも通常MAPの宝箱から拾えることも多いので尚更です。

じゃあ他に金策要素があるかというと、敵を幾ら倒してもG以外にアイテムや装飾品防具を落とすことはないので、それらを売って売却益を出すことも難しく手段がありません。フリーMAPを連戦して地道にGを貯めていく必要がありますが、貯めているうちに強くなりすぎて防具が必要なくなるというガバガバ調整。

そして、MAPも異様に緩和されています。
まず基本的にいつでも帰還することが出来ます。

帰還すればその時点でHP/SP共に全回復。
MAPは1フロア分しかなく、ゴールまで1分(倍速使用時)なので、帰還して再び再挑戦するのが面倒ということもありません。

更にフリーMAP以外のストーリー進行でクリアしていくMAPは、なんと倒した敵のシンボルが帰還して再挑戦したとき復活しないという恐ろしいほど親切な仕様です。

MAP上のシンボルエンカウントを倒して帰還することで、再挑戦するときにはHP/SPを全回復した状態のまま、敵の少なくなったMAPを進んでいくことが出来ます。ボス以外全滅させて帰還すれば、再挑戦するときはボスまでフリーパス(笑)

このような親切設計は、一見ゲームとして成り立っているように見えて、プレイヤーにしっかりゲームとして遊んでもらうという事をあまり想定していないように思います。

クリアまでの時間がRPGにしては早いのはここに理由があります。
そしてジャンルがRPG風だと思うのも、従来のRPGのような遊ばれ方を想定しない事に尽きるのですが、これが全く新しい概念、価値観を生み出している!


何故かというと、普通一般的にRPGをクリアしようと思うと、当たり前に50時間とか掛かるじゃないですか。『ゼノブレイド2』とか100時間遊んでもレアブレイドが半分くらいしか集まりませんからね(笑)

本作はRPGのように見えて全然RPGらしくない。
難易度というものが存在していないので、詰まる要素が何処にもありません。

レベル上げも金策も必要ない。勝手に上がっていきます。
戦略も戦術も必要ない。レベルを上げて殴るのが正義です。

しかしそれによって優れているのは、プレイヤーにゲームを遊んでいるように感じさせつつプレイ時間が20時間という、ボリュームのあるADV並みに収めている点です。

しっかりしたボリュームのADVを遊んだくらいの時間でクリアすることが出来るので、そこまで時間を拘束しないという点で非常に優れていて素晴らしい。やっぱり50時間やら100時間も掛かるようなゲームだと社会人に取ってはプレイするのが大変じゃないですか。

そういう意味でも、RPGとしては異例の早さでクリア出来る本作は、プレイヤーの時間事情と噛み合って程よくRPGを遊んでいる気分にさせてくれ、かつ時間効率も良いという接待ゲームに仕上がっています。

レベルの上がり易さ、MAPの単純さ、ゲーム要素の全てがプレイヤーを気持ちよくさせてくれることに特化しています。

同じ20時間でも、ADVとRPGだったら、ゲームを遊んでいる感があるのはRPGですからね。ADVの場合は20時間プレイすると、ガッツリと物語を読んだという満腹感がありますが、ジャンルの違いがそういう語感の違いを生み出しています。


じゃあ果たしてこの仕様が公式の想定通りだったのかというと、そこは分かりません。
ただ『ギルドマスター』が酷い出来だったことで、本作ではバグが発生しそうな要素を極力単純化したんじゃないかという気がしています。

敵がG以外全くドロップしないとか、HOME画面で出来ることがスキルや装備の付け替えだけとか、複雑な要素を一切排してシンプルに仕上げている。これでHOME画面で拠点構築要素や、ノルンちゃんが新料理の開発をしたりといったシステムを盛り込んでいくと、一つやれることが増えるたびにバグが出やすくなっていくので、とにかく今回はバグに注意して安全策を取ったということなんじゃないでしょうか。

それが結果的にプレイ時間を高速化して遊び易くなるという瓢箪から駒で良い方向に転がったように見えますね。

ただゼノフェミアを倒してクリアになった後に登場するキャラクターのストーリーで貰える秘伝書は......。

本当は全部道中で発生するコミュなのかな?
クリア後だと使い道がありませんからね。

一応、ゼノフェミアを倒した後も続いていき、隠しボスがいたりするのでクリア後の要素も充実しています。
主人公に関わるアノ重要な人物〇〇〇なども登場するなど、クリア後に戦闘することもあるので、全く秘伝書スキルを使わないということもありません。

dominas03.jpg

道中で発生して欲しかった......。
道中ではノルンちゃん、カルラちゃん、ミラベルちゃんのコミュが殆どで、他のヒロイン達のコミュが一斉にクリア後に登場したのは苦笑いでした。


秘伝書と言えば、それで覚える技の消費SPが一律50で使い難すぎて効果を実感することが難しい罠。

ガバガバ調整の本作では、スキルやステータスも大半は機能していなかったりするので、あまり意味がない(笑)

主人公のギルベルトが使うバーストスキルで敵を石化する技があるのですが、クリアまでに敵が石化したのを2回くらいしか見てない上に、バーストスキルが溜まる前に終わることも多いので使う機会があまりなかったりとか。


一応、攻略らしい事を言うと、ラスボスのゼノフェミアだけ急に強くなっています。
2回全滅しました(笑)

管理人のパーティーで言うと、ロレッタのデバフが入ったら後は殴り勝ちという構成だったのですが、ゼノフェミアは10ターン目に全体攻撃、そしてバーストゲージが溜まる11ターン目に強力な全体攻撃をしてきます。

11ターン目に使ってくる全体攻撃は、そのままだと約600ダメージと強力な一撃なので、初見はまずこの攻撃を食らってパーティーが壊滅し、立て直せず全滅する人が多いのではないでしょうか。

しかし分かってしまえば対策するのは簡単です。
10ターン目、11ターン目を防御しましょう。

このゲームで防御を選択する瞬間はこのラスボス戦だけです。
或いは10ターン目に全体の防御力を上げるスキルを使って底上げしてから11ターン目に防御でも良いかもしれません。

防御すればダメージは半減し300ダメージくらいになるので、後は12ターン目に全体回復で立て直して、普通に攻撃していけば勝てます。

何故このラスボスのゼノフェミアだけ強いのかと言えば、ラスボスだからという身も蓋もない当たり前の理由以外に、天聖の神殿2で負ける事によって発生するバッドエンドを回収出来るようにする為でしょうね。

普通の戦闘では負けてもノーペナルティでHOME画面に戻るだけですが、天聖の神殿2に関しては、ここだけ負けると孕ませ悪魔によるズローの大輪姦劇が始まるバッドエンドになります。

なのでこの段階である程度強くしておかないと、それまでと同じような強さに設定していた場合、ここまで辿り着いたプレイヤーが負ける事は困難で一向にシーンを回収出来ないという状態に陥るので、強く設定せざるを得ません。

流石にバッドエンドを回収する為だけにもう1回最初からプレイをやり直し、かつ強くなりすぎないように進めるというのは苦行ですからね。


『ギルドマスター』では、バグが酷くて初期状態ではまともにプレイ出来ないというのもあったのですが、もう一つ大きな問題として、ヒロインが雇われ冒険者という「ドラクエ3」形式だったので、ヒロインの個性が全然発揮出来ず魅力に乏しいという状態になっていました。

本作『カオスドミナス』では、それら問題点が大きく改善されています。
というか、そうした問題を解決することに主眼が置かれており、極端から極端へと調整されているので、マイナスを取り戻す為の1作みたいな感じなんじゃないでしょうか。

dominas02.jpg

RPGとするにはすんなり納得がいきませんが、RPG風と言われると納得してしまうそんなゲームです(笑)

とにかく遊び易く難易度など存在しないので、流石の脳死ゲーマーでもクリア出来るでしょう。

モブキャラのシーンも多く(大抵酷い目にあっている)、ヒロインも豊富でパーティー編成に自由度もありますし、RPGを遊んでいる気分にさせてくれる気持ちの良いゲームに仕上がっています。

この偶発的に生まれたであろうゲーム風ゲームという斬新な仕様を是非研究して、今後も活かしてくれると嬉しい。

クリアまで100時間とか掛かると終わるまでに1ヶ月掛かるからね(笑)
これくらいで良いんだよ!


そういえば、主人公のギルベルトはゴブスレの主人公がモチーフになってそう。
設定といい性格といい、なんとなく雰囲気が似ています。


デーモンスレイヤーさん!


【星】
★★★★★★★★★★
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コメント

No title

やっぱりギルドマスターの出来が物語ってるんですかね?

LVがさくさく上がるのは嬉しいけど、上がりすぎるのも....
RPGなら少しでも長く遊びたいし。

Re: No title

ギルドマスターの影響はありそうですね。

前作がかなり深刻な問題を起こしていたので、今回はとにかく出来る要素を極力減らして破綻を避けたような印象を受けました。しかしながらシンプルにしたことで、良バランスに仕上がっており、良い方向に働いています。

普通のRPGなら長く遊べる方が良いんですけど、今作はRPGなのか!?
と疑問符が付くエセRPG風味なので、長くは遊べないゲームシステムなのが残念です(笑)

8〜9割がRPG関連でワロタ

あれ、エロゲーのレビューだよな?って思いながら読んでましたw

Re: タイトルなし

>さ〇〇ん様


前作がアレだったので、必然的にそうなってしまいました😅
今回はゲームバランス的にもかなり遊び易いと思うのでおすすめです!


シナリオ的としても、むっつりスケベな主人公の性格も面白く、ヒロインもPRGの仲間キャラクターとしての職業が決まっている事から差別化出来ていたので、ヒロインの数は多いんですけど全員魅力的でした。

何気に今回は凌辱シーンも多かったので、そうのが好きな人にもGoodです!

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