【マリン】過保護でエッチな僕の姉
- 2018/03/30
- 23:00

過保護でエッチな僕の姉
http://www.lune-soft.jp/game/15840
あぁ^いいッスねぇ(思考放棄)
まさかの名作となった『過保護でエッチな僕の姉』。
これが、これこそがエロゲーだ!
と、いうことでマリンさんで『過保護でエッチな僕の姉』。
マリンさん的には姉ゲーは久しぶりじゃないでしょうか?
もう随分と記憶がおぼろげですが、確か数年前に発売された前作『おっぱい以外がダメすぎる姉』はメーカー的にゴタゴタしている時期で、完成度に問題があるクオリティ(未完成バグ放置)のまま発売を強行して台無しになっていたような。多分それ以来の姉シリーズだと思う。
しかし今回はその汚名を払拭すべく、非常に完成度の高い内容となっています。
何より愛されている!
愛されている事を実感出来る!
この多幸感は凄まじく素晴らしいクオリティです。
まずエロゲーらしい論理が徹底されています。
お姉ちゃん達は弟が大好き←分かる
弟の成長が全国平均を下回っているので心配←分かる
そうだ! 母乳を飲ませれば成長するはず!←!?
これぞまさしくエロゲーらしい発想の飛躍であり、この価値観こそが魅力!
しかし母乳に栄養があるというのは精液に謎の特殊効果があるというエロゲー七不思議理論よりは説得力があります。実際に赤ちゃんは母乳を飲んで成長するわけですし、やはり今でも母乳とミルクだと育児に対して母乳信仰が(良い悪いはともかく)残っていたりもするので、栄養の摂取により成長を促すというのはある一定の正当性があると言えるでしょう。
その背景にも触れられています。
幼い頃に母親がなくなって以来、5人姉弟(4人姉妹+末っ子)として育った主人公は唯一母親の母乳を知らずに成長。お姉ちゃん、特に長女の一葉お姉ちゃんはその事を気にしており、それが主人公の成長を妨げてしまったのではと心配しています。
そこでそんな懸念を払拭すべく、全国平均よりやや成長が遅い主人公にお姉ちゃん達が母乳を飲ませようという展開になるのですが、これまで母親代わりとして弟に無限大の愛情を注いできた姉妹の愛が凄い。
そしてそんな愛を受けてすくすくと真っ直ぐに育った主人公。
主人公とお姉ちゃん達は誰もが羨む様な仲良しで幸せな家族となっています。
最初から幸せに溢れているので、なんかもう全てが陽に満ちているというか、愛されている過保護にされている実感が凄まじく、お姉ちゃんでありながら母乳という設定だからなのか、母性が溢れたお姉ちゃん達が甘やかしまくってくれるので思考放棄してそこに溺れたく魔力があります(笑)
攻略する必要性がないくらい既に愛情はMAXなので、誰を選ぶというのがそもそも心苦しく、この作品に至ってはハーレムルートが正解と言えるでしょう。むしろそうじゃないと申し訳なくてこっちの心が持たない(笑)

お姉ちゃん達の母乳を飲んで成長しよう!
ボニュウデマクールというあからさまに怪しい未承認薬を飲むと妊娠していなくても母乳が!
このご都合主義こそエロゲーの魅力と言えるでしょう。
全編に渡り健全で、背徳的な部分が一切ありません。
三女の三空ちゃんと四女の詩桜ちゃんは双子ですが、主人公と1つしか歳が変わらないはずですが、確かにお姉ちゃんしていて、その母性に頭が全く上がりません。特に詩桜ちゃんは一見ビジュアル面では小悪魔的なキャラクターでありながら、愛の深い純情一途なキャラクターとなっており屈指の良ヒロインとなっています。

母乳とは関係ないプレイも!
好意を惜しまず向けてくれ、ビジュアルから受ける印象とはまた違った優しさに溢れている詩桜姉ちゃん。
素敵やん......。
しかしながら都内、それも23区でもトップクラスの繁華街を抱えるエリアに住んでいることになりますが、だとすれば主人公の家は恐ろしい程の資産家であることが分かります。自宅内の背景では主にリビングが中心になるのですが、その広さはおよそ20畳近い大きさを誇っており、大画面テレビにソファー、そしてダイニングキッチンとかなりの広さを誇ります。
それでいて個人部屋も広く、やはり大画面テレビにソファー、そしてベッドと至れり尽くせり。
5人姉弟で更に両親の寝室なども考えると相当大きな自宅であり、周辺には資産家として名が轟いていそう。
いやまぁ、本編とは全然関係ない話ですが、見覚えがあったのでつい(笑)
なんにしても思わぬ名作となった『過保護でエッチな僕の姉』。
久しぶりに濃厚な姉成分を補充出来て大満足です!
全体的な傾向としてヒロインの雰囲気が変わりましたね。
昔はもっとこうした姉ゲーであってもツンデレっぽいというかキツ目のヒロインがいたように思うのですが、最近はもうそういう性格のヒロインは見かけない気がします。これはある程度理不尽論争の影響だと思いますが、逆に今そうしたヒロインが登場する作品はそれだけで古臭さがありますから、そういった点では緩やかに進化していると言えるのかもしれません。
【星】
★★★★★★★★★★