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今更ですがシスプリことSister Princessの御話。

電撃G's PREMIUM Sister Princess ~お兄ちゃん大好き~ Sincerely Yours (電撃G’s PREMIUM)電撃G's PREMIUM Sister Princess ~お兄ちゃん大好き~ Sincerely Yours (電撃G’s PREMIUM)
(2004/02/28)
公野 櫻子

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しばらく前に、ちょっと実家に帰ったんですけど、そのとき持ってきた本の中にシスプリ関連書籍があったので、久しぶりに読んでみたんですが……。

この破壊力はヤバイwww
いまさらながらに、ニヤニヤが止まらないwww
もうかれこれ10年くらい前の作品なんですが、当時、学校の授業中とかに読んでて悶絶してた記憶が甦ってきました(笑)
それはもうG'sマガジンの読者投稿企画に送るハガキを学校で書いたりしてたのも懐かしい記憶です。確か、当時のマイシスは衛だったんですけど、毎月発売のG'sで特集される妹の話しがとにかく可愛くて、毎回引っ張られてましたがw

イラストでは、いつも妹達が着ている服が違っていて、天広直人さん凄いと思いましたねぇ。ついうっかり、アールビバンで複製原画を買って散財が凄いとかいうレベルでしたし、公野さんの少女漫画的な文体といい、とにかく嵌るとヤバイ抜け出せないという作品でした。



そんなシスプリですけど、昔と今で作品の感じ方に差が出るかなー?って、思ったんですけど、実際に久しぶりに触れてみて、今の萌えとは真逆の萌えというか、とても新鮮で何処か懐かしい気分になりました。


シスプリという作品は、たくさんのメディアミックス展開してる中で、どれに触れてるかで大きく変わるんですが、設定にある妹が12人というのは、これだけ見ると12人の妹と主人公が過ごすハーレム展開モノのように見えますが、全くそうした要素はありません。そもそも、この妹達は攻略対象キャラでもありません。

ゲームでは、そのギャルゲー的なシステム上、兄という形で主人公が登場しましたが、本来の原作である、当時G'sマガジンで連載していたビジュアルストーリーノベルという作品群は、全て妹視点の物語であり、そこに登場する兄は、全て妹から見た兄という、抽象的な存在として描かれています。
故に、妹が12人いるという設定ながら実際には1人1人の妹が、お兄ちゃんへの想いを綴るだけであり、基本的に全て兄-妹の1対1の関係が構築されていきます。

当時からシスプリの設定だけを見た人が「家族構成がどうなってるんだ」とか「妹の年齢の整合性が」だとか「血縁関係がおかしい」などと言う人がたくさんいましたが、シスプリという作品では、それら全てがどうでもいいことです。

             /)
           ///)
          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /


という、「何でそんなくだらない事に拘ってるの?馬鹿なの?」というレベルで完全に無視されています。
これは、シスプリという作品において重要な事はたったひとつだけであり、シスプリでは、それ以外の要素は全て排除されている作品だからです。そして、その重要な要素というのは、『妹』である、この一点に尽きます。

よくシスプリは、妹ブームの火付け役と言われる事がありますが、これは間違いで、むしろ、妹ブームを終らせてしまった作品です。それは、シスプリという作品が究極の妹作品であり、これを越える事は、主観的な意味でなく、構造的に不可能だからです。いま、母ゲー、姉ゲーという作品はたくさん出ているのに、妹ゲーだけが、あまり発売されないのは、妹というジャンルは、ある意味で到達してしまったから、なのかもしれません。


シスプリにおいては、従来の恋愛という要素を遥かに越えた純度で兄妹という物語が展開します。シスプリでは、基本的に何もイベントらしい事は起こりません。だとすると日常系の作品なのか? ここに、いま改めてシスプリに触れたときに感じた答えがあるように思えます。

日常系という、ここ数年流行の作品群は、よく薄いという言われ方をします。ぬるオタだとか、あるいは萌えオタだとかいう言葉に含まれている、薄いというニュアンス。これは日常というジャンルが、基本的には何も起こらない日々を中心とした物語だからですが、シスプリがこのカテゴリーに入るのかと言われれば、首を傾げざるを得ません。

何故なら、シスプリに触れてみると分かりますが、この作品は圧倒的に重い内容です。日常系という作品にある薄さと対極に位置しています。その差は、その日常に込められている想いの差だと言えるでしょう。シスプリでは、ただなんとなく過ぎる日常というものはありません。


最も興味深い点は、12人も妹がいるにも関わらず、『ツンデレ』などの性格のキャラが1人もいない事です。これは今の萌え作品のバランスからしたら、有り得ない事です。では、何故いないのか?

シスプリの妹達は、可憐から亞里亞まで全員、お兄ちゃんの事が大好きです。いつも逢いたいと想っているし、いつも一緒に居たいと願っています。そんな妹達にとって、『好きだけど、素直になれなくてツンツンしてしまう』などという事は有り得ません。シスプリの凄さはそうした不純な感情が一切排除されている点に付きます。
妹達は、いつも真っ直ぐに『好き』という感情をぶつけてきます。それが、シスプリが、ただの萌え系作品から突き抜けていた要因です。

中途半端な作品が多い中で、この作品が目指した、『妹』という存在への徹底的な追求と拘り、だからこそ、PSで発売したゲームをプレイしていて、「にやにやしてる俺キメェwww」でもにやにやが止まらないという純度の高さを生み出していたのでしょうね。


いや、でも本当にみんな可愛いんだよね。白雪はお菓子作ってくれるし、イタズラ好きな四葉も可愛いし、衛と一緒にジョキング行きたいし、可憐ちゃんとおでかけしたいし、咲耶とデート行きたいし、鈴凛には、いくらでも援助してあげるよって感じだし、鞠絵は早く身体が良くなって欲しいし、亞里亞と一緒におやつとか食べたいし、雛子は、よーし、幼稚園まで迎えに行ってあげようとか思うし、花穂は転ばないように見てて上げなきゃだし、春歌は制服姿も可愛いねとか、千影がまた怪しいことをしてるなとか、とにかく全員好きで、どの妹に嵌ってたという、かつての記憶がなんとも(笑)
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