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忌避される『萌え』

2004年頃にメディアが煽ってた秋葉原ブームのときに、特にフューチャーされたのが、この『萌え』っていう言葉、まぁ概念なんですが、そのときですら、メディアに登場するオタクや、そのオタク像が口にする「○○萌え~」っていうのに対して、「そんな事言わねぇよ!」というある種の反発があったわけです。

ただこれは、『萌え』に対してではなくて、あくまでメディアが造るオタク像に対してのものでした。
それが、あの当時から数年たった今、『萌え』そのものに対する忌避感、或いは嫌悪感というものが、物凄い勢いで醸成されつつあるように思えます。

当時しきりに行われた『萌え』の定義論争の中で、私は萌えの定義を、『理解出来る奴は出来るし、理解出来ないのなら、分からない』という風に結論付けました。これは具体的な定義付けを避けているわけではなく、一々定義付けなんていう誰かの説明がなくても、『萌え』を理解出来る奴は勝手に理解出来るものであるはずだからなんですよね。自分で理解出来るものに、誰かの説明が必要でしょうか?そんなものは全く必要ない。要するに、定義だなんだなんてものは馬鹿馬鹿しいものです。

『萌え』とは概念的なものですが、それでも一つ言えるのは、自分が惹かれるものであったはずなんです。
それを極めて簡略化したものが、例えば「自分は妹キャラが好きだから、妹萌えだ」とか、こうした理解です。ただこれは、あくまでも単純化した果ての結論であって、一部であってもそれが全てでも本質でもありません。
だけど、これが今この現状に繋がってくるファクターになったことは否めません。

ここ数年、様々なコンテンツで『萌え』的なモノが溢れかえりました。氾濫した『萌え』的なモノが、本質的な『萌え』を歪めてしまい、その結果として『萌え』に対する忌避と嫌悪感が出てしまった。

言ってしまうと、あまりに『気持ち悪い』作品が多い。それはアニメにしろ、漫画にしろです。
何故、『萌え』的なモノがこうまで氾濫してしまったのかと言えば、そこには市場のコンテンツの過剰供給があったわけですが、『萌え』を『萌え』的なモノに解体した事で、本来、自分だけが感じる自分だけの『萌え』というものが、『萌え』的なモノとして、最初から用意されてしまったところに、これほどまでに『萌え』に対する印象を歪めた一つの答えがあるように思えます。

『萌え』を気持ち悪いとまで感じるような事があるなんていうのは、数年前まで考えられなかった状況が発生してきてるわけで、これから『萌え』という、日本人の生み出した限りなく特殊な感性が、どういう風に変化していくのか?気になるところではあります。
ただ、何度も繰り返しますが、『萌え』の本質自体は変わらないんじゃないかと思うわけです。
ただ、それを歪める要素、そうしたものが『萌え』そのものを侵食している、そんな風に感じてなりません。

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