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【アトリエかぐや】ばくあね2~弟、いっぱいしぼっちゃうぞ!~

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ばくあね2~弟、いっぱいしぼっちゃうぞ!~
http://www.a-kaguya.com/products_bb/bakuane2/tam-tipsnote120112/bakuane_hp_open.html


2017年1番面白いゲームがきたか…!!

  ( ゚д゚) ガタッ
  /   ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
  \/   /



はい、神ゲー確定QED!!


『ばくあね2~弟、いっぱいしぼっちゃうぞ!~』。
2月にして早くも今年1番面白いゲームになる予感......!

プロローグで、破天荒すぎる和奏お姉ちゃんが主人公の彼女である深蘭先輩を「クソ女ね」とか容赦なくdisってた時点で既に面白かったのですが、まさかこんな展開が待ち受けているとは......Σ(゚Д゚)ガーン

ある程度、面白いだろうっていう事前の期待感というのはあったんですけど、それを良い意味で裏切る、そして全く想像もしていなかった構成には驚きました。姉ゲーでここまで複雑なものって見たことがありません。凄すぎる......。

情報量の多さに、これはいったいどういうことなのかと、ゲーセンで格ゲーをプレイしていて、負けたら一旦筐体から離れてコーヒーを飲みながら、何が原因で負けたのか頭の中で反省会してまたプレイする格ゲーマーばりに丁寧に向き合いながら進めていたのですが、ファーストインプレッションからラストインプレッションまでのふり幅は過去最大級といっていいくらい大きい作品でした。

前作『ばくあね』も名作でしたが、今作はそこから更に深化した内容となっており、前作が表とすると今作は裏を表現しているかのような非常に繊細で複雑な機巧を持った作品となっていて、かつてない全く新しい姉ゲーに仕上がっています。


例えばそれは、メインヒロイン全員がちゃんとした初エッチをすることが出来ないメインヒロイン全員が弟の主人公に土下座するシーンがあるサブヒロインこそがメインヒロイン一般的に正しい選択を行うとBADになるといった本来考えられないような要素が密接に絡み合って収束するストーリーはプレイヤーの心を容赦なく揺さぶってきます。

そしてこれら全てが、これまでに「BARE & BUNNY」さんから発売されてきた作品の中に仕掛けられていた要素であり、それが意図的に盛り込まれていて、その積み重ねによって完成している集大成とも言える作品となっています。

まさに、これまでの作品を総括する超大作!!



主人公には彼女がいますが、この深蘭先輩が全てのルートにおいて密接に関係していきます。

メインヒロインは律香(長女)、和奏(次女)、真白(従姉)の3人。
更にサブヒロインとして深蘭(彼女)、そして公式HPには記載されていない隠れヒロイン。
とはいえ隠れヒロインといっても、あくまでもサブヒロインというポジションです。

主人公は過去のトラウマにより、深蘭先輩との初エッチが失敗したことで関係が多少ギクシャクしてしまい、それを見かねたお姉ちゃん達がレッスンをしてくれることに。ここまでがプロローグの流れなのですが、タイトルからも分かりますし、パッケージでもそうですが、明らかにメインヒロインはお姉ちゃん達です。

にも関わらず、作品内においてメインヒロインとしてのポジション座っているのはサブヒロインであるはずの深蘭先輩になっています。彼女がいるのに姉にレッスンしてもらっている主人公は、一見優柔不断そうに見えるのですが、主人公の主張は一貫しており、最初から彼女は深蘭先輩であり、あくまでも深蘭先輩との初エッチを成功させる為のレッスンであるというスタンスが崩れません。

勿論それは意図的であり、むしろ何故そこまで主人公が深蘭先輩を好いてるのか分からないほど頑ななまでにそれを主張し続けます。サブヒロインであるはずの深蘭先輩を、そこまで強調するようなことなのか。それがまさに本作の根幹であり、「彼女は深蘭先輩である」ということが重要な意味を持っています。

そうであるが故に、普通の作品であれば初エッチは非常に重要で、神聖なものとして描かれます。
主人公とヒロイン、初めて互いの気持ちが通じ合い結ばれる行為であり、エロゲーというジャンルである以上、そこが最も力を入れるべきシーンであることは疑いようがありません。

しかし、本作では律香、和奏、真白、メインヒロイン全員の初エッチが失敗します。
厳密にはセックス自体は成功しているので失敗ではありませんが、それは決して両者の気持ちが同じ熱量で一致して行われた行為かというとそうではなく、それぞれ発情、騙まし討ち、事故という事象の中で発生した偶発的行為であり、メモリアルな初体験という意味では失敗しています。

深蘭先輩との初エッチに失敗し、姉達との初エッチも本来あるべき正しい姿で行われない。
本作が如何に特異な内容なのか表していますね。


『ばくあね2』最大の特徴は、お姉ちゃん達が一方的に不利という構造にあります。

主人公は彼女の事が好きで、彼女の深蘭先輩もまた主人公のことを愛しています。そこには他者が介在する余地が一切ありません。何ら制限なく自由に主人公の事を好きでいられる深蘭先輩に対して、お姉ちゃん達は、主人公を奪わなければならない、律香姉さん、和奏姉に至っては肉親であるというタブーも犯さなければならない。あまりにも高く絶望的なハードルが設定されており、そしてそれを乗り越えたとしても世間一般的な、深蘭先輩と同じような『普通の幸せ』は決して得ることは出来ない。

そして、その選択を主人公に選ばせるという事は『普通の幸せ』を放棄させることであり、主人公の事を常に1番に考えているお姉ちゃん達にとっては耐え難い選択となっています。それが土下座という形で端的に表現されていて、謝罪、懇願、告白といったそれぞれが抱える感情の発露になっています。

そのことはENDからも明らかです。
結婚して子供が生まれる『普通の幸せ』を迎えるENDはサブヒロインである深蘭先輩しか存在しません。
従姉で法律上問題のない真白姉ぇは結婚END。しかし、肉親である律香姉さん、若奏姉ぇは結婚することも出来ない。法律上仕方がないことだとしても『普通の幸せ』を得られない代償として対比的に描かれています。


【恋愛度×親愛度】

「BARE & BUNNY」さんの作品で良くシナリオギミックの話をしてましたが、本作にも実装されています。勿論、メインヒロインの3人のみです。しかしこの選択、一般的に正しい選択をすると親愛度が上がるのですが、そうするとBADENDを迎えるようになっています。

HAPPYEND?
依存END
相利共生END


となっており、高いハードルを越えるのに失敗し、暴走の果てにどうにもならなくなったSAN値を削りまくる精神的ダメージが半端じゃない爛れたENDとなっています。彼女がいる主人公にとって正しい選択はお姉ちゃんを苦しめる。追加レッスンというお姉ちゃん達を選ぶ選択をしていかないと恋愛度は上がっていきません。

これは主人公の気持ちが天秤というシステムで表現されていて『CHU×ペット』などにもありましが、こうした構造からも本作が過去作のDNAを受け継いでいることが分かりますね。しかし、恋愛度を上げると今度はそれが原因でお姉ちゃん達をより苦しめることに......。

ここからはキャラクター別に更に詳しく見ていきましょう!



【律香】

新人弁護士で普段はクールで躾に厳しいお姉ちゃん。
なんてことが公式HPのキャラクター紹介には書かれていますが、弟を溺愛するダダ甘お姉ちゃんだぞ!

bakuane201.jpg

なんというナイスバディ......こんな身体でレッスンされたら即死ですよ、即死!
上でも書いていますが、今作では近親相姦と呼ばれるタブーに対して高いハードルが設けられています。

そして律香お姉ちゃんは法の番人である弁護士。
法を守る立場でありながら、タブーを犯してしまう。


最も前途多難なルートであり、その罪の重さ過酷な現実に耐え切れず心と身体を壊してしまいます。
これまで留守がちな両親の代わりに主人公の面倒を見ながら、夢である弁護士を目指す為にずっと自分を抑圧してきた所為で、その反動が主人公とのレッスンにより一気に噴出し性欲を抑えきれず、その結果、暴走し主人公を襲って初エッチをしてしまうのですが、それによりまた苦しむことに。そんな壊れそうな律香お姉ちゃんを救う為、今度は主人公からお姉ちゃんを襲うことを決める。

このルートが最もテーマとお姉ちゃんの矛盾を体現しているんじゃないでしょうか。
初エッチに失敗した主人公をお姉ちゃんがレッスンすることになりますが、それにより主人公への想いが溢れ出して危うい均衡を壊してしまう。その状況を救えるのはレッスンによって成長した主人公だけであり、最初と最後で姉と弟の立場が劇的に変わることになります。

無限大に注がれた愛情を返すために無限大の愛情を。
法的には結婚出来ないけど、それでも夫婦になりたい。

後半になるとこれまで抑圧していた分、律香お姉ちゃんは主人公に一気に甘えてくるようになりますが、何処か危うく常に不安を抱えている姿は、最初のクールで優しいお姉ちゃんという面影から想像もつかないほど弱々しく儚く、守らなければならない存在として主人公の中で大きくなっていきます。

どのルートでも共通して主人公の中で彼女である深蘭先輩という1番がお姉ちゃんに入れ替わる瞬間が区切りとして描かれているので、そのときの一抹の寂しさと諦観、そして目の前で不安を抱えている「姉」という存在。選択することの重要性を鋭利な刃で突きつけてきます。

結婚出来ないからこそ、夫婦という形や妊娠といった絆に拘ったり、自分の幸せの為に主人公を犠牲にさせたという不安に苛まれているからこそ、主人公が指輪を渡すところで号泣ですよ。Pの涙腺はガバガバ

そしてとにかく水着がエロい!


【和奏】

主人公のトラウマの原因。
学生の頃、主人公を襲おうとして家を出される。

その結果、両親に危険視されスポーツでもやれば性欲も発散されてまともになるだろうと家を出されアメリカへ。テニスに打ち込んだらプロテニスプレイヤーのランカーになっていたというクレイジーなお姉ちゃん。

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序盤からとにかく主人公に対して熱烈にアタックしてきて、彼女である深蘭先輩相手にも全く引かないでやりあうメンタルの強さを持ちますが、終盤になるとそれも主人公の為に獲得した強さであることが判明するなど、何処までもひたむきに真っ直ぐ一途に主人公を愛しています。

トラウマの原因だけに苦手意識を持っていることもあって、序盤は受け流すばかりで主人公はあまり真面目に向き合おうとはしないのですが、レッスンの過程で徐々に本心に触れ始め、そしてアメリカへ一緒について行くことになり、そこで初めてこれまで隠れていた様々な表情が見えてくるようになるのですが、こちらもまた最初のイメージが儚く陽炎のように消え去り、自分が守らなければならない存在になっていきます。

テニスの国際大会に参加する為にアメリカに戻るのですが、決勝戦を前に不安を抱えて眠れない夜。
それは主人公が付いて来たことで絶対に負けられないという強い想いと意思であり、だからこその不安ですが、その不安に対して主人公は(優勝すれば)自分の一生を捧げる約束をします。

それもまた結婚出来ない関係性である2人にとって、彼女がいる主人公が自分に一生を捧げるという意味は大きく、1番を目指してきたお姉ちゃんの想いが実った瞬間ですが、あまりに切なく優しい(;´Д⊂)

しかしながら、あれだけ最初から妊娠させてと迫ってきていた和奏お姉ちゃんですが、プロテニスプレイヤーという職業上、一番避妊がしっかりしているのも逆説的で面白い(笑)

押して駄目なら引いてみろというか、主人公に積極的に迫ってきますが、逆にこちらから構うとしおらしく奉仕精神に溢れ何処までも乙女で可愛いというギャップが最高すぎる。勿論、おっぱいもプロ選手です!


【真白】

新人女子アナウンサーで従姉のお姉ちゃん。
癒し系でとにかく主人公を甘やかしまくってくれます。

彼女がいても最後は自分と結婚するんだと信じて疑わない鷹揚さを持つ真白お姉ちゃん。

が、ここまでの流れから分かるとおり、本作は最初に持つヒロインのイメージが後半では引っくり返る構造になっているので、鷹揚に構えている真白お姉ちゃんも、主人公が深蘭先輩のことを本気で想っていることを知り、更にレッスンの過程で愛情が深まりすぎて形振り構っていられなくなります。

それは結婚するまで本番はしないと硬く誓っていた決意を破ってしまうほどに。
といってもこれはレッスン中の事故でそうなってしまうのですが、その自らの誓いを破ったことで真白お姉ちゃんから正式に結婚を申し込まれるのですが、彼女がいる主人公に対して結婚を申し込むその悲壮感がプレイヤーの心を容赦なく抉ってきます。

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そしてここで唯一、前作『ばくあね』との繋がりが!
真白お姉ちゃんが着ている水着は前作のヒロイン、友梨音ちゃんから貸して貰った水着であり、このパステルカラーは確かに見た事がある......。

こういう何気ない形で前作との繋がりが表現されるのは良いですね。
しかも水着という視覚的に分かり易い姿なのが嬉しい。あちらはあちらで姉と弟で結ばれるのが大変でしたが、こちらほど悲壮感がなく主人公に彼女もいなかったのでまだ平和でしたけど、今回はより厳しい環境に置かれています。

このルートだけ唯一、ラストに真白お姉ちゃんを選ぶか深蘭先輩を選ぶかという究極の選択が!

留学の話があり待っていて欲しいと言う深蘭先輩に対して、主人公の人生を縛るなと激怒する真白お姉ちゃん。深蘭先輩はサブヒロインながらキチンとルートがあるにも関わらず、あえて主人公、その先にいるプレイヤーにどちらを取るのか真白お姉ちゃんルートで選ばせるのは、真白お姉ちゃんが肉親ではなく、他の2人と違ってそうしたタブーを抱えていないからでしょう。

加えて、このルートで隠しヒロインの???が登場しますが、それが誰かは......。



全ての要素がこれまでの積み重ねで成り立っており、過去作のあの要素がこう活かされているんだという発見や、これまでに積み上げられた価値観といったものの集大成で成立しているので、ピラミッドの頂点に位置する作品になっています。なので、単体で見ると『姉ゲー』という極めて分かり易いジャンルでありながら、驚くほど複雑であり繊細。

どう考えてもシナリオ上、本来メインヒロインになるべきは深蘭先輩でしょう。
しかし、そうはならない。何故そうならないのかがこの作品の本質ですし、弟を諦めきれない自分自身の執着。仮にそれが弟を苦しめると分かっていても譲れない想いが重たく圧し掛かってきます。

でもこれって、考えてみれば物分りの良いヒロインに対するアンチテーゼなのでは?
良く共通ルートではガンガン迫ってきたのに個別ルートに入ると全く登場しなくなったり、潔く身を引いたりするヒロインって多いじゃないですか。確かにそれはそのヒロインのルートに専念出来るという意味では便利なんですけど、しかし一方で、そんなに物分りが良くて納得出来るのか、そんなに潔く諦められるのかとも思うわけです。

そこまで主人公の事を好きだとアピールしてきたのに、個別ルートに入ったら潔く身を引いて諦める。
感情っていうのはそんな綺麗に整理出来るものでもないわけで、だからこそ彼女がいる主人公に対して必死にで振り向かせようとする姿が新鮮に映るというか、それに深蘭先輩の方も絶対に譲らないという強い意志を秘めてますし、対立を否定しないことが新たな魅力を生み出しているのかもしれません。


まるでこれで一区切り付けるかのような圧倒的内容で、「BARE & BUNNY」さんの次回作が出るかどうか心配になるほどこれまでの全てが詰め込まれている作品になっています。ナンバリングが付く事自体珍しいですが、1とは違った角度から2はよりビターな内容の姉ゲーとなりました。

こうしてみると「BARE & BUNNY」さんって、「HonkyTonk Pumpkin」さんとはまた全然違ったアプローチになっていますよね。姉ゲーといっても似て非なるものですし、毎回相当攻めた内容になっていて驚くばかりです。

この名作を超える作品が今年出るのかどうか......。
まだ2017年は始まったばかりですが、まだ見ぬ新作に期待しましょう!


【星】
★★★★★★★★★★★★
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