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【BaseSon】戦国†恋姫X

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戦国†恋姫X
http://baseson.nexton-net.jp/senkoi-x/


2年間何してたの?


最初に言っておきますが本作は決してクソゲーではありません。
しかし、最低の作品と言っていい。

実際、大作が発売したというのに世間の雀が騒ぎもしない。
ある意味それが全てを物語っています。


2013年末に非18禁として発売となった『戦国†恋姫』が新たに18禁となり『戦国†恋姫X』として登場。
要するに完全版というやつです。2年もあって出来上がったのがこれか......。

メディアミックスを睨んで唐突に一般向けとなりユーザーを騙すような形で発売となった前作ですが、それから約2年半。さて、この間、何かしらのメディアミックスが行われたかと言うとコミックが2巻程度発売となっているだけで、その出来の悪さから早々に話題にもならなくなった『戦国†恋姫』。果たして最新作でその勢いを取り戻せたのか?


ということで、前作からシナリオ量が2倍にみたいな相変わらず宣伝だけは派手なBaseSon。とはいえその最大のウリだった宣伝もここ数年の爆死ラッシュが尾を引いてるのか発売前だと言うのにどうにも勢いを感じられませんでしたが、本編の出来はというと正直驚きました。


ここまでただの使い回しだとは。


本編に至っては全体の7割は前作の使い回しであり、同じ話を繰り返すだけです。
ボリュームというのもただ単に前作であからさまな暗転、朝チュン展開で不自然極まりない無理矢理カットしていたエロシーンをそこに差し込んでいるだけで、元のシーンに戻っているに過ぎない。

全体の流れ、幕間劇も前作のものをそのまま流用しているだけで副題も一緒。
幕間劇自体は増えているには増えているものの新ヒロインによるところが大きく、前作から共通しているヒロインは同じ話にエロシーンを足しただけという手抜き極まりない内容。本筋に至っては前作でそもそも何故スルーしていたのか分からない駿府館の奪還など、寄り道を一つ二つ増やしただけで大筋に変化はなく、分かり易い黒幕を作って最後のオチをちょっと変えただの強制的な幕引きを迎え、再び煮え湯を飲まされることには変わりません。

前作では二心を見せながらも何にもしないでフェードアウトするだけだった徳川家康がいよいよ動き出すのかと思いきや、結局他の勢力と同じようにハーレム要因となるだけで本筋に変化を与えるようなことも糾弾するようなこともなく自ら伏線を投げ捨てベンチを暖めるだけに。そしてやっぱりフェードアウト。加えて相変わらず鬼が巣食っているとかいう越前は無視。


本編をクリアすると北条家を中心とした北条編が始まるのですが、これが更に凄い。
キャラが多すぎて扱いきれないので織田、長尾、武田の当主は全員リストラ。存在抹消です。
北条家は本編で強引にシーンを差し込まれて登場という無理矢理な扱いでしたが、本編を弄らないでそのままにした関係上、新しい勢力を出そうとしたら別扱いにしないと成り立たないということで、後日談のオマケみたいな形に。


ここまで何もかも上手く行かない作品っていうのも早々ないというか、こういうことをやってはいけないというお手本みたいな作品となってしまいましたね。今作はそもそもが『恋姫†無双』に対する『真・恋姫†無双』のようなスタンスの作品ではなく、本当にただ18禁化しただけなので前作の悪い点を全て引継いでいます。

ヒロインの一言にイチイチ3行くらいかけて反論の綺麗事をペラペラ喋るキモイ主人公とか、誑し誑しと何百回連呼されてるのか知りませんがウンザリするしつこすぎるやり取りとか、何よりも異様なまでに偏りすぎてるヒロインの出番とか、問題になっていたところを改善しようという意欲が何一つ感じられない。


『真・恋姫†無双』は勢力を3分割して、魏、呉、蜀のそれぞれ3つのルートに分けたことで、ヒロイン数を大幅に増やしても一つのルートで中心となるのはその勢力のヒロインというように限られていたので十分活躍する場面があったのですが、今作では一つしか道が存在せず本編を再構築するという作業も放棄しているので、何かしらそういった改善であったり、構造の変化というものが全くない。その為、越後には貞子という新ヒロインが登場しますがモブも同然で何ら不必要で役割を持たないし、キャラが増える意味もない。ただでさえ扱えないのにキャラだけ増やして収拾がつかなくなるという体たらくに陥っています。一事が万事その調子であり、まるで歯車が嚙み合っていません。

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その結果、メインヒロインであるはずの織田信長は全編通して活躍する機会が一度もないという馬鹿みたいなシナリオ。まぁ、織田信長の扱いとしては斬新かもしれませんが、最初から最後まで織田信長というメインヒロインは活躍する機会を与えられないし、前作と同じなので中盤以降空気になるのも変わらない。長尾に拾われた辺りから、そういえばそんな奴いたっけと忘却の彼方に。

存在感で言えば武田四天王以下であり、パッケージでも堂々中心に据えられているメインヒロインが後方の端の方に描かれている八咫烏隊より出番が少ないとか不自然にもほどがあるでしょう。


今作がここまで破綻しているのはシナリオの破綻なのではなく、最初のコンセプトの時点で破綻していて、その結果としてシナリオが破綻せざるを得ないという因果関係になっています。最初に綺麗な構造が作れればそこで何をやってもある程度上手くいきますが、ここまで歪んでいるとどうしようもない。今作が輪を掛けて最低なのは、それが前作で明らかになっていたのに全く新しいものにしようとしないで駄目な物をそのままにして出すというこの不誠実さ。2年間何をしていたのか。何の反省も学ぶこともしようとしない。

上記の例なら、新しく呉ルートを作るにあたって、戦える武将が少ないから増やそうといった合理性の元に新キャラが増えるのなら違和感なく嚙み合いますが、ただ盲目的にキャラが多ければ良いといった誤った前提の下に増やしてもこうなるのは分かりきっているのに都合の悪い事は見ないフリなんでしょう。


結果的にメインヒロインは本田忠勝と服部半蔵という全く意味不明な戦国絵巻となり、加えて足利将軍と細川藤考を中心にしたシナリオが展開され、織田信長の出る幕はまるでありません。武田や長尾それぞれ両当主共にお家流を使う見せ場がありますが、織田信長にはそれすらなく、根本的にキャラクターの造詣、設定、役割を間違ってるとしか思えない。


これまでの顛末といい、ここまで醜い作品というのも早々見かけないというか、全体的に何か気持ち悪い。
色んな軋轢の集合体というか、本編で主人公やヒロインが色んな正論を語っているのですが、この作品自体がそういった正論がまるで反映されていない邪道の塊のような歪んだ内容なので主張が全く腑に落ちない。

それでアレでしょう。
何か『恋姫†無双』も後日談を勢力ごとに分割で販売していたのを今度は3つまとめてフルプライスにして更にエピソードを付け足した完全版として発売するんでしょう。更にその後、革命だっけ? もうこのメーカー駄目だと思う。

あの後日談も蜀の時点でこれまで存在していなかったヒロイン(馬超の姉妹)がいきなり登場して、更にそのヒロインが元から存在していたことになっていて、それの後日談として話が進むという不自然にもほどがある展開な時点でドン引きでした。

リキッドのときにも思ったけど、ゲーム作りにあまりにもやる気がなさすぎて最早信頼回復は不可能でしょう。
これからは一般向けだととか捨て台詞吐いて軸足を徐々に移していくのでは。みなとそふとやフロントウイングを見る限りそれも上手くいくとも思えないのですが。何より既にコンシュマー市場ではギャルゲー市場は成立しない状態になりつつありますからねー。


【星】
★★★★★★★☆☆☆
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