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【アトリエかぐや】ばくあね~弟しぼっちゃうぞ!~

ばくあね~弟しぼっちゃうぞ!~ばくあね~弟しぼっちゃうぞ!~
(2014/01/31)
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――Sister bless you――


choco-chip先生の復帰作は、やっぱりまずは姉ゲーから!
そう、姉ゲーマー歓喜の『ばくあね~弟しぼっちゃうぞ!~』


――またここに一つの偉大なる姉ゲーが誕生した――


choco-chip先生と言えば、今からちょうど10年前の2004年、『ナースにおまかせ』から始まる、姉ゲー三部作が有名ですが、復帰第一弾として選ばれたテーマも、やはりお姉ちゃん!

これはまさに原点回帰と……と、言いたくなって思い直しました。
プレイすればプレイするほど、これは原点に回帰した内容――姉汁の頃のような姉ゲーではなく、10年を経て今の時代へと価値観が深化した新しい姉ゲーに仕上がっていて、言うなればこれはそう、



 原 点 不 羈 !


久しぶりに姉ゲーとは何か?
という哲学的課題を考えさせてくれる重厚な傑作姉ゲーの誕生に心躍らざるを得ない。
これまで確実に深化してきた姉ゲーのデファクトスタンダードと言って過言はないでしょう。

姉ゲーと言えば、未だに2003年に発売した『姉、ちゃんとしようよっ!』が議論の俎上に載りますが、それはあくまで古典であって、今の姉ゲーを正面から見つめたものではありません。

勿論、『姉しよ』は素晴らしい作品ですが、では今を見つめたとき、そこにはどんな作品がくるべきで、どのような価値観があるのか?

それを追求してこその姉ゲーマー。

しかし、これは姉ゲーに限った話ではなく、エロゲー全般の殆どのジャンルで、語り手の不在によるこの大いなる空白、ミッシングリンクがあるので、それを埋めていくこともまたエロゲー魔道に堕ちたモノの役目でしょう(そうか?)




ここまで何ら内容に触れてないという狂気。
それくらい、とてもとても素晴らしい姉ゲーでした。

アトリエかぐやさんの作品と言えば、HしてHしてHするというエロのカルテッドが魅力のこれぞ、エロゲーという‘らしさ’に溢れた作品が多いですが、『ばくあね』もタイトルからして、そうした内容なのかと思っていました。

が、実際には、当然そうした濃厚なエロも基本としながらも、その一方で、姉ゲーとして、とても繊細で、ナイーブであり、純愛である。

それはまずプロローグの時点で明らかになります。

プロローグでは、アクセル全開でブレーキなんか存在しない姉達に弟(主人公)は、振り回されっぱなしで暴走する姉達のエロの誘惑に苦悩することになりますが、一方で、必ず最後の最後、最終的な決定権は弟(主人公)に委ねられてることが分かります。

お姉ちゃんたちがずっとイニチアシブを握っているように見えて、本当の意味でイニチアシブを握っているのは弟(主人公)です。

これは、実に上手く姉と弟の力関係の構造が表されています。

どんなにお姉ちゃんに振り回されても、どんなに誘惑されても、弟(主人公)が本気で怒ったり、「もう姉さんたちにサポート頼むの止めようかな」と、言った瞬間、立場が逆転して、お姉ちゃんたちは青ざめ、動揺し狼狽してしまいます。

この関係はとてもバランスが良く、姉ゲーとしてガバナンスが取れています。
過去、幾多の姉ゲーの中には横暴な姉に振り回され、それを本気で弟(主人公)が嫌がっても、更に上から抑圧するような、何処に姉というヒロインの魅力があるのか分からないどうしようもない作品もあったりします。しかしそれでは弟(主人公)は常に受動的立場にならざるを得ず、非常にフラストレーションが溜まる一方でしょう。

他にも、例えば主人公がヒロインに暴力を受けるというようなことが肯定されるのは、主人公がラッキースケベ的な出来事の対価として肯定されるのであって、何の落ち度もないのに暴力を振るうようなヒロインには魅力はありません。

これはかつて存在したテンプレート化した属性ヒロイン量産時代の弊害ですが、こうした暗黒ヒロインは、ヒロインの魅力を最上とし恋愛が目的そのものであるエロゲー分野ではどうしても相性が悪くヘイトを稼ぐだけで長続きしませんでした。

述懐するならば、少し前まではヒロインを一言で言い表す事が出来た時代だったと言えます。

○○ヒロイン
ツンデレ、ヤンデレ、クーデレ、姉、妹、幼馴染……and more

それはある意味、非常に楽な選択だった言えるでしょう。
何も考えなくても、このヒロインはこうという思考停止で行動が決定されてしまいます。属性とはヒロインの魅力を簡略化した結晶。人形にその結晶を嵌めるだけでヒロインを量産出来てしまう。しかし、それも終わりを迎え、再び、ヒロインの魅力を掘り下げる時代の到来です。


『ばくあね』のお姉ちゃんたちに一言で言い表せるヒロインはいません。
それぞれに違う魅力があり複雑で、弟(主人公)が大好きで、そして絶対に嫌われたくない。

その感情があるから、弟(主人公)が本気で怒ったときには、狼狽えてしまう。
そういう描写が非常に繊細で、丁寧に表現されています。

だから、このプロローグをプレイした時点で、明らかに面白いことが理解ります(断言)
魅力が凝縮されていて道理を違えてない。だから、安心して期待していい。その力強さと言ったら――。


そんなお姉ちゃんたちがLoveフルスロットルな弟(主人公)涼史郎君も、近年の傾向に相応しく、とても格好良くて魅力のある弟(主人公)になっています。これもヒロインと同じく、何ら魅力のない駄目主人公がハーレム展開というような、感情の整合性がない不自然な設定は廃れてきている(少なくともエロゲーにおいては)ということです。

サッカーのJr.ユースにも選ばれているエリートという設定でありながら、それがクドく描写されるわけでもなく、モテモテな展開もあくまでお姉ちゃんたちが嫉妬する為にあり、何より常識人で倫理観がしっかりしていて、本当にカッコイイ主人公です。

アトリエかぐやさんの作品ですから、10クリックで電光石火の爛れた関係になるのかと思いきや、「処女を捧げたいの」と躊躇ナシに迫ってくるお姉ちゃんたちに、姉弟で最後までするのはマズイ、お姉ちゃんの将来にも良くないとギリギリまで抵抗したりと、驚きの忍耐力を発揮。

怪我のリハビリで献身的に尽くしてくれるお姉ちゃんたちにセクハラされまくりながらも、なんとか踏み止まろうとする無駄な努力が泣けます(´;ω;`)ウッ…

けれど、それが煮え切らなくてプレイヤーが嫌気を起こすというのではなく、相手を思い遣ってることが分かる為、お姉ちゃんも責めたり出来きません。そして、いざ逆にその姉弟の関係を乗り越えて受け入れようと決心したときは、不安を抱えるお姉ちゃんたちの手を決して離さないで抱きしめます。

そのメリハリや主人公(弟)らしさが、だからお姉ちゃんが好きになるんだという説得力をもたらしてる。こういうところの丁寧さが、忘れかけていたアノ頃の気持ちを呼び起こしてくれて嬉しくなるなぁ。




ここからまさかのキャラ紹介(笑)

【乃絵美お姉ちゃん】

弟(主人公)が通う学園の保険医をしているいハーフで腹違いの長女。
唯一、弟(主人公)とは完全に血が繋がっているわけではない(半分)
とはいえ、他の姉たちと分け隔てなく接してくれる弟(主人公)が大好きでしょうがない。

胸囲的に驚異なおっぱいで弟(主人公)を誘惑しまくってくる。
まさかのセックスリハビリプログラムを考案。

聞き分けないといけないお姉ちゃんのワタシと、弟(主人公)が大好きで離れたくないワタシの、感情のせめぎ合いがとてもセンシティブで切ない。

フランスのクラブチームから誘われた弟(主人公)に付いていく。

【友梨音お姉ちゃん】

人気No.1のグラビアアイドル。
積極的に見えて、弟(主人公)の前だと弱気な面が顔を出し易い。
自分の心も身体も全て弟(主人公)のものだと思っている。

抜群のプロポーションで水着を着こなし、弟(主人公)を誘惑しまくってくる。
まさかの1週間セックス旅行を考案。

弟(主人公)から求めて欲しくて気持ちが溢れ出す。

bakuane01.jpg

弟(主人公)を好きになればなるほど、恐怖が募っていく……。

アトリエかぐやさんの作品でコンドームを見るなんて不思議な気持ちでいっぱい(笑)
とはいえ、それも弟(主人公)の為。弟(主人公)が躊躇するから付けるのであって、本当は付けたくない。

リハビリが終わればまた寮に戻ってしまう弟(主人公)のが寂しくてしょうがない。弟(主人公)が大好きで諦められない姉の自分が、弟(主人公)の未来を奪ってないか不安を抱えている。

【実桜お姉ちゃん】

弟(主人公)が大好きなのにずっと素直になれずいた。
気持ちを知られてから一転、全力でアプローチしてくる。
思い込みが激しく、なかなか情緒不安定。

bakuane02.jpg

弟(主人公)のファンだというウエイトレスさんに嫉妬してShit!

自分の気持ちを抑圧していた為に、受け入れられたことで爆発してしまい感情の抑制が効かない。
その所為か、独占欲が暴走してしまいドS気味に誘惑しまくってくる。
まさかのハメ撮りオナニーを考案。

普段、何気ない要素の何処に射精するかの選択を、究極の2択にしてくる。
弟(主人公)と結婚したいのに、どうしてもそれは(法律上)出来ない。
だからこそ、結ばれた証である子供が欲しい。

その願いを叶えるのか、叶えないのか?

どちらを選んでもHAPPY ENDであるとはいえ、痛烈な選択を迫られる。だからこそ最後の選択肢は、「膣内に出す」ではなく「覚悟を決める」に変えられていて……。

【菜留お姉ちゃん】

小さなエロの大巨人。
一番ぶっ飛んでいる。ワタシの妄想力は53万です。
露出願望にドMと悶々と性癖を溜め込んでいる。

何処で揃えたのか多種多様なコスプレ衣装で弟(主人公)を誘惑しまくってくる。
まさかの初対面のカップルに見せつけセックスを考案。

妄想が暴走…………。
むっつりどころか自ら進んで性奴隷になって中出しされたがるファンキーさ。

不良に襲われそうになった自分の代わりに弟(主人公)が怪我をしたことで、弟(主人公)の専属メイドになろうとする。
それはまた同時に、結婚出来ない事に対する代償のポジションでもあるのだ。




最初から姉妹は4人とも弟(主人公)に全てを捧げる覚悟を決めている『ばくあね』。

しかしここで疑問が湧きます。何故いきなり最初からなのか?

お姉ちゃんたちにとっては弟(主人公)の見る目が変わる瞬間というのはありません。
冒頭から弟(主人公)が大好きで大好きで堪らない。しかし、弟(主人公)は寮に入る前は普通に一緒に暮らしていたはずで……。

そう考えると弟(主人公)と一緒に暮らしていた頃は、やはり、お姉ちゃんたちは実桜お姉ちゃんと同じように自分の気持ちに蓋をしていたのでしょう。

ですが、弟(主人公)と離れて暮らすようになり日々、賽の河原で石を積み上げるかの如く、弟(主人公)を好きな感情と、好きになってはいけないという倫理、その葛藤の中で、思いを育み積み上げて、それでも弟(主人公)が好きだという気持ちが諦められなかったからこそ、弟(主人公)が帰ってきたときには、お姉ちゃんたちの覚悟は既に決まっていた。

と、言う解釈をすべきなのでしょう。
姉弟としての一線を越えることの葛藤が弟(主人公)側にしかないように見えて、弟(主人公)が帰ってくる前に、それだけの葛藤をずっと続けて答えを出していた。


なるほど、これこそが姉ゲーなんでしょう。
他人同士が惹かれあって恋愛するわけでもない。ただ背徳的な設定の元にエッチをするだけでもない。
恋愛ゲームとはまた違った愛の形。




2014年を迎えて早々、このような素晴らしい作品に出会えたことはとても縁起が良いです。
語り手のいなくなったエロゲーを敢えて語るなら、まさしく変化を感じさせる珠玉の作品。

姉ゲーと言えば、これまでもHonkyTonk Pumpkinからも出ていますが、
新しくBARE & BUNNYというブランドを作ってまでのchoco-chip先生の復帰作。
意欲を感じる会心の一作と言えるでしょう。今後も素晴らしいお姉さんゲーを作って頂きたい(切実)


姉ゲーマーなら琴線に触れること間違いない!



【星】
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